「ビックカメラとかで家電を買うときクレジットカード払いしたいんだけどポイント還元率がさがっちゃうんだよな。。」
そう思って、しょうがなく現金払いやデビットカード払いにすることって多いですよね。
でも一手間かけるだけでビックカメラやヨドバシカメラなどでポイント還元率を下げることなく、カード払いをすることができます。
もちろんクレジットカードのポイントも2重取りできます。
今回はこの方法について解説していきたいと思います。
家電量販店のポイント還元と支払い方法の関係

ビックカメラや、ヨドバシカメラなどの家電量販店では、買い物したときにポイントを付けてもらうことが一般的です。
ポイント率は商品や支払い方法によって違いますが、現金なら10%、クレジットカードなら8%となることが多いです。
例えば、10万円でテレビを買った場合、現金なら10,000円分のポイント、クレジットカードなら8,000円分のポイントが付きます。
ポイントは1ポイント1円換算で使うことができるので、大きな買い物をするときは馬鹿にならない還元率ですよね。
さて、ここで迷うのが現金で払うか、クレジットカードで払うかというところです。
なにしろポイント率が2%違います。
クレジットカードを使えば、クレジットカード自体のポイントが付きますので実質的にこの差はもう少し小さくなります。
それでもクレジットカードのポイントといえば1%還元が相場です。
これを合わせてもやはり現金のポイント還元率には及びません。
クレジットカードのポイントが現金に比べて低いのには理由があります。
家電量販店側からするとクレジットカードで支払いを受けたときは、カード会社に手数料を取られることになります。
その費用が大体1〜2%になるという計算です。
ですので、家電量販店ではクレジットカード払いのときにはポイントの還元率が少し悪くなるのです。
では、クレジットカードで支払って10%のポイントをもらう方法はないのでしょうか。
実は、あります。
ヨドバシカメラでクレジットカード払いでも10%ポイント還元を受ける方法

楽天Edyを使えば10%ポイント還元
ヨドバシカメラでは、現金のほかに電子マネー(Edy)での支払いに対応しています。
そして、Edyで支払うと現金同様10%のポイント還元を受けることができます。
Edyは正式には楽天Edyですが、Edyカードやスマホアプリで利用できる電子マネーです。
予め利用する金額をチャージしておいて支払いに使いますが、Edyへのチャージ方法としてクレジットカードを使うことができます。
つまり、
クレジットカードからのチャージ方法は、パソコンを使って「楽天Edyリーダー」または「FeliCaポート/パソリ」の準備など、Edy Viewerの利用環境を整える必要があります。おサイフケータイならEdyアプリをダウンロードしてクレジットカード情報を登録しておけば、スマホ1つで簡単にチャージすることができます。
このようにEdyを挟むことでクレジットカード払いでも、ヨドバシカメラのポイント還元を10%で受けることができます。
このときもちろんクレジットカードのポイントももらうことができますので、クレジットカードのポイントが1%であれば、
ヨドバシカメラのポイント還元 10%
+
クレジットカードのポイント還元 1%
合計11%のポイント還元を受けることができることになります。
これであれば、クレジットカードでも現金と同様のポイントをもらえるだけでなく、現金のポイント還元より良い条件でポイント還元を受けることができます。
ただし、Edyはチャージ額に上限があって最大5万円までとなりますので、あくまで5万円以内での買い物のときのみ有効な方法です。
ヨドバシゴールドポイントカードアプリを使えばクレカでも10%ポイント還元
ヨドバシで、クレジットカードのポイント還元を8%から10%にする方法は、もう一つあります。
しかも、こっちの方がかんたんかもしれません。
それは、ポイントカードをカードタイプのものから、スマホアプリの「ヨドバシゴールドポイントカードアプリ」に切り替える方法です。
実は、ヨドバシカメラでは、アプリのポイントカードを使っているだけで、すべてのクレジットカードのポイント還元が8%から10%にUPされます。
やり方はアプリをインストールして会員登録をするだけです。
メールアドレスの登録などの条件はありますが、特別利用料金などは掛かりません。
いままで、カードタイプのポイントカードを使っていた人は新たにアプリで登録し直すことになりますが、カードタイプのポイントカードと、アプリのポイントカードを共通化することも可能です。
ビックカメラでもクレジットカード払いのポイント還元を10%にできる

では、ビックカメラではどうでしょうか?
ビックカメラでも電子マネーによる支払いによるポイント10%還元があります。
ビックカメラでは以下の電子マネーによる支払いができます。
- 楽天Edy
- suica、pasmoなどの交通系電子マネー
- WAON
- nanaco
これらの電子マネーはいずれもクレジットカードによるチャージが可能で、
という形をとることで、クレジットカード払いでも10%のポイント還元を受けることができます。
ただし、いずれの電子マネーもチャージ金額の上限があります。
電子マネー | 上限金額 |
---|---|
楽天Edy(カード/アプリ) | 上限5万円まで |
suica(カード/アプリ) | 上限2万円まで |
nanaco(カード/アプリ) | 上限5万円まで |
WAON(カード/アプリ) | 上限5万円まで |
一番上限の大きい電子マネーでも5万円です。
ちなみに、チャージした金額を一度使って0にしたら、また5万円までチャージできます。
また、この方法でもチャージに使ったクレジットカードのポイントは別でもらうことができますので、クレジットカードのポイントが1%であれば、
ビックカメラのポイント還元 10%
+
クレジットカードのポイント還元 1%
となって、合計11%のポイント還元を受けることができます。
ヤマダ電機では出来ない・・・

さて、もう一つの大手家電量販店ヤマダ電機ではどうでしょうか。
ヤマダ電機では、残念ながらアプリ連携のポイント優遇も、電子マネーによるポイント10%の制度もありません。
つまり、ヨドバシカメラやビックカメラのように、クレジットカード払いのポイントを10%にすることはできません。
そう考えると、どうせ同じものを買うならヨドバシかビックカメラに行った方がいいかなという気になってしまいますね。
色々とややこしいというか、奥が深いポイント還元制度ですが、損をしないためにも色々と情報を知っておくことが重要かと思います。